ありあけどき(ありあけどき)
〔三ノギン〕「夕ぐれは〔合〕〔二のギン〕かど出の秋にうづらなくいかに久しきまつがゑの〔合〕〔上クルギン〕そのことの葉のかへすがきまつ身はいやよつく/゛\と〔合〕〔二のギン〕すむ人あひに〔三ノギン〕きみ恋しゆかしとばかりいひかねてつい〔アタル〕せなむけてひとりごと〔合方〕〔一中ガカリ〕いふにいはれぬ身のうへは〔合〕世のぎりや月にくものわけにかはる人ごころ〔ギンガハリ〕みすぢのいとのながかれともつれていく千代を〔二ノギン〕むすぶのかみのなかだちさんかこゝろはなにとたらちおの〔合〕むねのせきぢはしら川のありあけどきのつぐるおもひを。
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データ入力日:2016/09/14