めいめいちょう(めいめいちょう)
「むめもみぢぬれてやかはくしぐれ川。にわの松もかげふたりたちすがたあらはれてきたわいなアヽきたはいなうらみもこひものこりねのもしやよりともさんのおこゝろがかはりやせんとおもふうたがひをんなどしわしがおもひは日に三どいゝやわたしが。いやわたしが思ひは。よに。三ど
〔一中ブシ〕「たゝみたゝいてゆふ月よ。おり/\くものにぐまれてはれぬおもひのかほとかほつゆをふくみしふゆつばきさわらばおちんふぜいなり〔合〕ゆふがほ小はるのかきねにつるばかり見るにつけきくにつけ〔合〕とのごのまこととたまごの四かくはなんけんけれどもゑんのあるのがまことなれ〔合〕うれしかいなのいのちとはアゝこゝろでおがんでゐるわいな。ねやにのこりしまくらはものをいわで。りんきのたねとおもひぐさいろ/\はなのふゆごもり
「まつにあらしのつれてふたりすがたのあるかなきかのみづの月かやちら/\/\とおつかけ/\おひめぐれば〔合〕
「むめがえさゞんくわもみぢのこかげにゆきちがひ/\めぐりあひてはりんきのほのふのむねをこがしこはそもいかにあさましやと〔合〕
「うらみのかず/\のこることのは。
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データ入力日:2016/09/13