題名

山帰り(やまがえり)

本名題

山帰強桔梗(やまがえりまけぬききょう)

変化物としての題

法花姿色々(のりのはなすがたのいろいろ)

詞章

声曲文芸研究会『声曲文芸叢書』第3編 清元集(明治42年)

(資料の題名『山帰強桔梗』)
(資料の題名読み「やまかえりまけぬききょう」)

『伊勢の御が〔合〕玉なしのさとならずして〔合〕魂棚かざる我が宿の〔合〕跡は野となれ山参り〔合〕
『なんのその、男は裸百貫の〔合〕かけ念仏も向ふ見ず〔合〕夜山で盆をすつぱりと〔合〕切はらつたる〔合〕納太刀、諸願定宿子安まで、おりて五六の蚊帳のうち〔合〕
『四六の〔合〕あまに劣つたる〔合〕どぶつに二朱もん有難い
『よい福の神江の島に〔合〕喰合〔合〕ないとこ〔合〕唐人と、横にかすつて〔合〕神奈川の
『便の文に鞍替を、尋ねて奇特な箆棒は、我が身ながらも羽根沢や、のろい腕の〔合〕文身へ、まだ引導を渡さずに、あつたとこから物言を〔合〕嫌味な奴さ、どうだらう〔合〕
『四谷で始めて逢ふた時〔合〕好いたらしいと思ふたが、因果な縁の糸車
『めぐり/\て大山も、石尊様の〔合〕引合せ
『思へばほんに南無奇妙〔合〕頂礼な、むまい中ではないかいな
『色にや命もやり放し〔合〕大和人形を大和屋が、しやうない節やつて呉りよ〔合〕
『親が叱ろが折檻せうが、儘よノウ是、惚れた殿さが捨らりよか〔合〕
『いか坂サツと出す船は〔合〕
『船は稲荷丸船頭衆は〔合〕狐ヤツトコセ〔合〕汗かいて〔合〕
『しよんなぐれ〔合〕
『若い時や二度ない〔合〕
『其の気でなければ生物食はれぬ〔合〕
『しよんなぐれ、おつとろしいでは〔合〕あるまいか
『あす朝顔のかけ流し、其処が江戸つ子紫と、勇は水に因るならん/\

国書刊行会『徳川文芸類聚』 俗曲上 第九 「柏葉集」

(目次の題名『山帰強桔梗(山がへり)』本文の題名『山帰強桔梗(山帰り)』)

国書刊行会『徳川文芸類聚』 俗曲上 第九 「柏葉集」

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#変化物

分類番号

00-1331211-y1m1g1a4-0001

音源(宣伝枠)


データ入力日:2016/05/17

清元 山帰り 歌詞