題名

山賎(七変化)(やまがつ(しちへんげ))

変化物としての題

雛祭神路桃(ひなまつりかみじのもも)

詞章

『徳川文芸類聚』第10 俗曲下 『歌撰集』

(目次の題名『七へんげ』本文の題名『第六 山賎』)

〔三下り〕〔一中ブシ〕「実や薬と菊の水〔上〕おなじ流は遠こちの老を養ふ瀧川の。詠めはいづれ面白や。しばし休らひゐたりしが。山ほとゝぎす。音づれて。いま一声の。きかまほし休むおも荷に肩をかし。さやけき月に影移す八十の波の花も咲帰る〔七ツユリギン〕山ぢを漸々に。そろ/\とたどり/\てあゆみ行
「わしが若いときやな。なん/\難所の。山でも〔合〕いかなる海川なりとも。ほんに/\千里一とび。今では〔ギンガハリ〕さりとはさりとは杖がなければならねへ/\今は帰らん〔ヲトシ〕わが庵へ。

タグ

#変化物

分類番号

00-2310000-y1m1g1t3-0001
データ入力日:2016/09/13

長唄 山賎(七変化) 歌詞