題名

月しろ(つきしろ)

詞章

『徳川文芸類聚』第10 俗曲下 『歌撰集』

(本文の題名『つきしろ』)

「宵やみに雲がしらする月しろにとのものまどへさしむけばまだおもかげにむねくゆるきせるにとがもとをねさすよそのしづかにはださむきふけゆくかねの空だきに袖で隠ししてなく顔をつたふ涙にしら鷺ぬれてさりし夕べの筆とりてうぢ神かけしかね言もすへをまつちの道ちかくをしのつがひの世にせかれわれてものちにあいたさ見たさうらむことなげくとてかわゆく鳥のかこち/\てまくらによればうつゝかゆめかまぼろしかさしうつむけばくろかみのひざへもつれぞうらめしき。

分類番号

00-2310000-t3k2s2r5-0001
データ入力日:2016/09/13

長唄 月しろ 歌詞