題名

武内宿禰(たけうちのすくね)

変化物としての題

再茲歌舞伎花轢,再茲歌舞妓花轢(またここにかぶきのはなだし)

別題

武の内宿禰(たけのうちのすくね)

詞章

国書刊行会『徳川文芸類聚』 俗曲上 第九 「柏葉集」

(目次の題名『再茲歌舞妓花轢(武の内宿禰 網打 お祭)』本文の題名『再茲歌舞妓花轢』『武の内宿禰』)

「年々ににぎはひまさる山王の祭りをまたも御所望は実に御ひゐきの〔合〕花出しややたいばやしにきほひよく
〔三津五郎出〕「花あい似たるふるごとに年も智勇の武の内神功帝の輔佐の臣かの三韓のあらゑびす打従へて日の本のやつことなして勝鬨あげ諸卒と共に出しほの〔合〕八十島ちどり友千鳥かいじんの帆も十分に
「ヤラ/\日出たいのへ四海浪風おさまつてときはの御ふねもはやくつくしがた御さんの紐も時を得て松のみどりの男山八幡宮と今の世に拜まれ給ふ若宮を袖に抱いて守ごなして
〔二上り〕「おらも昔はナむかしはおらも花も咲かせた今は花見もないわこばかりていかかづらかはなれ難やのよしのはつせの花よりも/\
「御じゆめうもぢいかにあやかりまし/\てなを千歳もあめが下しろしめせとや名にしおふ高らの神とぞ(以下欠文カ)

タグ

#変化物 #祭礼物

分類番号

00-1331211-t1k4a3t2-0001
データ入力日:2016/06/03

清元 武内宿禰 歌詞