Top / 浜鵆幾世月（長唄）

浜鵆幾世月（長唄）

題名 †

浜鵆幾世月（はまちどりいくよのつき）

詞章 †

『徳川文芸類聚』第１０　俗曲下　『荻江節正本』 †

「こずへ／＼も〔合〕色かへてみな白たへにうつろひて〔合〕〔ナゲブシ〕いもせ友よぶ〔ナヲス〕村千鳥〔合〕みどりをふくむ万よや
「実に世々ごとに〔合〕かはらぬ色は松のはの〔合〕こずへもしげるえだはもさかへいくよ久しきためしかや〔合〕むかしよりいまの世までもたへせぬ物は恋といへるくせもの〔合〕〔カン〕ひとりねさみしよさむのあらしさらに恋こそねられねさりとは／＼しんきへ
「かほはもみぢのあのしよしんさはくどかぬとてもほれまいものかひんとしやんとかわゆらし〔合〕あのや小女郎は〔合〕いろよい小女郎〔合〕こちのおとこがてんと／＼よいきりやうならばほんに妻にも〔合〕なるはづの〔合〕ゑんのあるのをまちばりの〔合〕なんぼおとこがつきはりじやとてよそのおなごにややしよまりものか〔合〕よしんせのなんぞいのまゝにならぬは〔ヲトシ〕うきよじやヘ
〔ヲドリ〕「こひにこゝろはやんれみだればこかけごいはずとほんに／＼ほんのこと〔合〕こゝろときぐし〔カハリ〕ひとが水ぐしさすともまゝよ〔合〕ふたりつれだちたうぐしさしてとびてばこやんれそれもこひじやゑ〔合〕〔ヲトシ〕しやほんに
「はなももみぢもいろそへていろそへていく代かはらぬきよくすいのかず／＼めぐるさかづきのことぶきいわふきみが代の〔合〕ちよのこゑごゑおもしろや。

分類番号 †

00-2310000-h1m1t2d5-0001
データ入力日：2016/09/14