題名

玉櫛笥寝よとの鐘(たまくしげねよとのかね)

詞章

『徳川文芸類聚』第10 俗曲下 『荻江節正本』

〔二上り〕「かみとり〔二ノギン〕あげてときぐしの〔合〕〔中ギン〕ちぢに涙のすきぐしもゆふにいはれぬ〔ハル〕ねなしぐさ。〔合〕〔ハル〕とけぬ思ひを〔三ノギン〕あとやさき〔二ノギン〕かゞみはちゝのかほとかほかわい〔合〕かわいと夕ぐれの。〔中ギンモツ〕かねはおしみて〔ヒロヒ〕四つ五つむべやまかぜをあらしとも。〔合〕ちらばちれかし花ならば〔ギン〕ゆきのこずゑはうらむまじ。〔三ノギン〕たえぬなみだのやるかたもなみに。ゆらるゝあはぢしま〔ギン〕かよふこの身のうきわかれ。むねにせまるをいひのこす。〔トメハル〕つきぬこゝろを。かへす/゛\も。

分類番号

00-2310000-t1m1k3s2-0001
データ入力日:2016/09/14

長唄 玉櫛笥寝よとの鐘 歌詞