題名

秋の風(あきのかぜ)

詞章

『徳川文芸類聚』第10 俗曲下 『歌撰集』

(目次の題名『あきの風』本文の題名『秋のかぜ』)

(松風述)

「あきのそら〔下〕あだしこゝろにくらべ見ん〔合〕〔ハル〕まつふく風はをとすれどとはぬ男のつらにくや〔合〕とはおもへども〔ハル〕まゝならぬ人めの関のはてしなさ〔上〕ほんにほんぼにうたてさを〔合〕つゝめばいとゞむねせまりなくもなかれずねもやらず〔合〕
〔ギン〕「うつら/\とふくる夜にわけもないこと思ひわび〔中ギン〕そでのなみだの露しぐれあひ/\がさの中の町おくりかへせしその日より〔上〕文のたよりもあきの葉のそめてくやしき思ひぐさ。

分類番号

00-2310000-a1k2n5k1-0001
データ入力日:2016/09/13

長唄 秋の風 歌詞