題名

鳥羽絵(とばえ)

変化物としての題

八重九重花姿絵(やえここのえはなのすがたえ)

詞章

声曲文芸研究会『声曲文芸叢書』第2編 長唄集(明治42年)

(三升屋二三治述)

『どつこい〆たぞ、〆たぞどつこい、オツトそこらは瓢箪で、おさへて見ても〔合〕
『ぬらり〔合〕
『くらり〔合〕
『/\ぬるりと辷つた、とこまかしてよいとこな、逃しやせぬ
『訳も何やら絵に書た〔合〕
『鳥羽絵といふも仇つきの、仇な文句でやつてくりよ
『思ふお方のお声はせいで、揚るお客の
『面憎や
『私は始めてそんな事
『聞いて嬉しき初雁の、文にも釘のにぢり書
『見えぬ按摩や瞽女のぼう〔合〕
『己待の晩の〔合〕
『暗がりが
『味な味な縁では〔合〕
『アヽあるまいか〔合〕
『アヽラあや獅子の十六文で、九官鳥は見たれども、摺小木に羽根が生へて、鳥羽絵はほんに我ながら、オヤ馬鹿らしい
『いでや捕へて呉れんずと〔合〕
『足を延ばして取らんとすれば〔合〕
『鳥はついと飛で逃た〔合〕
『エゝあつたらものを、傍にありあふ釣瓶棹、ねらひすまして見づくろひ
『お前餌差か〔合〕
『知らねども〔合〕
『私やれん木の鳥ぢやもの、御縁ござらば今度/\/\来てさしねへ
『可笑らしそりや来た/\/\
『行列揃へて〔合〕
『振込め/\〔合〕
『よんべも三百はりこんだ〔合〕
『裸で道中がなるものか〔合〕
『あれはさのさこれはさのさ、よい/\/\/\よやまかせ面白や
『戯れ拍子に浮れ来て〔合〕
『瓢箪から駒が出た
『滅相な/\瓢箪で駒に打乗り〔合〕
『しやんくしやく、浮に浮れて走りゆく

タグ

#変化物

分類番号

00-2310000-t5b1a400-0001
データ入力日:2016/05/11

長唄 鳥羽絵 歌詞