#author("2016-10-20T15:48:37+09:00","default:Tomoyuki Arase","Tomoyuki Arase")
#contents
*題名 [#z4e62ddb]
鳥羽絵(とばえ)
*変化物としての題 [#ra589a18]
八重九重花姿絵(やえここのえはなのすがたえ)
*詞章 [#m69ac108]
**声曲文芸研究会『声曲文芸叢書』第2編 長唄集(明治42年) [#b88c697f]
(三升屋二三治述)

『どつこい〆たぞ、〆たぞどつこい、オツトそこらは瓢箪で、おさへて見ても〔合〕
『ぬらり〔合〕
『くらり〔合〕
『/\ぬるりと辷つた、とこまかしてよいとこな、逃しやせぬ
『訳も何やら絵に書た〔合〕
『鳥羽絵といふも仇つきの、仇な文句でやつてくりよ
『思ふお方のお声はせいで、揚るお客の
『面憎や
『私は始めてそんな事
『聞いて嬉しき初雁の、文にも釘のにぢり書
『見えぬ按摩や瞽女のぼう〔合〕
『己待の晩の〔合〕
『暗がりが
『味な味な縁では〔合〕
『アヽあるまいか〔合〕
『アヽラあや獅子の十六文で、九官鳥は見たれども、摺小木に羽根が生へて、鳥羽絵はほんに我ながら、オヤ馬鹿らしい
『いでや捕へて呉れんずと〔合〕
『足を延ばして取らんとすれば〔合〕
『鳥はついと飛で逃た〔合〕
『エゝあつたらものを、傍にありあふ釣瓶棹、ねらひすまして見づくろひ
『お前餌差か〔合〕
『知らねども〔合〕
『私やれん木の鳥ぢやもの、御縁ござらば今度/\/\来てさしねへ
『可笑らしそりや来た/\/\
『行列揃へて〔合〕
『振込め/\〔合〕
『よんべも三百はりこんだ〔合〕
『裸で道中がなるものか〔合〕
『あれはさのさこれはさのさ、よい/\/\/\よやまかせ面白や
『戯れ拍子に浮れ来て〔合〕
『瓢箪から駒が出た
『滅相な/\瓢箪で駒に打乗り〔合〕
『しやんくしやく、浮に浮れて走りゆく
*その他の情報 [#r49e39eb]
天保12年(1841)7月 三升屋二三治作詞 十世杵屋六左衛門作曲
『天竺徳兵衛万里入船』(てんじくとくべえばんりのいりふね)二幕目 
*関連項目 [#be1b372c]
[[鳥羽絵(清元)]]
*タグ [#c98ad721]
#変化物
*分類番号 [#sd53c629]
00-2310000-t5b1a400-0001
RIGHT:長唄 鳥羽絵 歌詞